まぶしく感じる

太陽を直視するなど、強い光を見た時に人はまぶしいと感じます。ただし、何らかの眼疾患にかかることで、まぶしく感じやすくなっているケースもあります。
また、生活習慣が原因でまぶしく感じやすくなっている時は、目に負担がかかっているサインとしてその感覚があらわれているかもしれません。眼疾患が原因で起きている場合は早期治療を、生活習慣が原因の場合は生活習慣の見直しや眼科への受診が必要となります。
下記のようなまぶしさがみられた場合、放置すると日常生活に何らかの支障をきたす恐れがありますので、大宮七里眼科へご相談ください。

白内障

水晶体という、カメラのレンズのような役割を担っている器官が濁ってしまう疾患です。主な症状はかすみ目や視力低下ですが、「強いまぶしさを感じやすい」といった症状もみられます。加齢に伴って発症するケースが多く、毎年100万人以上が白内障の手術を受けていると言われているほど、誰にでも起こり得る疾患です。
進行スピードが遅く白内障だけであれば手術で治すことはできますが、白内障と同じ症状を引き起こす疾患の中には、深刻なダメージを残すものもあります。急に進行することもありますので、少しでも症状が気になった場合は、速やかに受診してください。

緑内障

見えにくい、視力低下、視野が狭くなるといった症状が起こる疾患です。40歳以上の日本人の、20人に1人が発症している疾患で、視覚障害の原因第一位を占めています。
見えない範囲が徐々に広がっていくため、発症しても気づきにくいのが特徴です。片目で見えない部分があっても、正常に見えている片目で補ってしまうため、見えない範囲が大きくなるまで気づかない方が多いとされています。
一度でも障害を受けた視神経を完全に修復させることは不可能であり、完治させることはできません。
視神経のダメージによって視野が狭くならないよう、眼圧を下げる治療を行います。

ドライアイ

何らかの理由によって涙の状態が不安定になることで、角膜の乾燥が起こって目の表面に傷がついてしまう疾患です。目の乾き、疲れやすい、目が重く感じるといった症状が起こります。放置してしまうと、角膜の傷から細菌が侵入して目全体が感染したり、傷が深くなることで視力低下したりする可能性があります。
症状に心当たりがありましたら、速やかに大宮七里眼科までご相談ください。

ぶどう膜炎

「ぶどう膜」とは、虹彩と毛様体、脈絡膜を総称した部位です。ぶどう膜に炎症が起きるとまぶしさをはじめ、目の充血や痛みなどが引き起こされます。
原因は様々あり、長い治療期間を要することも少なくありません。何度も再発して視力障害へ至るケースもあるため、気を付ける必要があります。