多焦点眼内レンズのよくあるご質問

多焦点眼内レンズはどの眼科でも扱っていますか?

白内障手術を行っている眼科でも、ほとんどの施設が単焦点眼内レンズしか扱っていません。多焦点眼内レンズを扱っている眼科はごく限られています。総合病院でもほとんど扱っていません。

多焦点眼内レンズと単焦点眼内レンズの違いはなんですか?

両方とも白内障手術のときに眼内に入れるレンズです。白内障手術ではなんらかの眼内レンズを挿入する必要があります。眼内レンズには単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズがあります。単焦点眼内レンズの場合は、遠方か近方のいずれかを見る際に眼鏡が必要になることがほとんどですが、多焦点眼内レンズは、ほとんどの場合眼鏡が不要になります。

多焦点眼内レンズには保険がききますか?

多焦点眼内レンズを使用した白内障手術には保険がきかず、自費診療となります。

多焦点眼内レンズにはいくつかの種類があるとききました。どのような多焦点眼内レンズが使用されますか?

大宮七里眼科では、日本で認可されているすべての多焦点眼内レンズの使用経験があります。多数の多焦点眼内レンズ使用実績で得た経験にもとづき、現在当院では、パンオプティクスとテクニス・シナジーを使用しております。

多焦点眼内レンズは誰にでもできますか?

重症の網膜疾患(加齢黄斑変性・糖尿病網膜症・緑内障など)がある方は、多焦点眼内レンズの適応ではない場合があります。そのため大宮七里眼科では、手術前に眼底検査、視野検査などを行い、適応を確認します。

自分は30歳です。他の病院で白内障と言われ、だいぶ進行していると言われました。手術で多焦点眼内レンズは使用できますか?

若い方こそ多焦点眼内レンズを強くお勧めいたします。最近までよく見えていた若い人だからこそ、多焦点眼内レンズのメリットは大きいと思われます。大宮七里眼科では20歳代、30歳代の患者さんに多焦点眼内レンズを使用し、良好な視力を得ています。ぜひご相談ください。

片目はすでに他の病院で単焦点眼内レンズによる白内障手術を受けました。最近になって片目が白内障と言われました。片目だけでも多焦点眼内レンズを受けられますか?

受けられる場合があります。大宮七里眼科では他の眼科で片眼に単焦点レンズの白内障手術を受けた患者さんに対し、もう片目に多焦点眼内レンズを使用した症例を多数経験しています。大宮七里眼科の医師にご相談ください。

他の病院で多焦点眼内レンズについて質問したら、多焦点眼内レンズはあまりよく見えないと言われました。本当ですか?

多焦点眼内レンズは手元が老眼鏡なしに見えるようになる優れた眼内レンズです。適応に合った症例に用いれば「あまりよく見えない」ということはありません。多焦点眼内レンズは通常の単焦点眼内レンズよりも付加価値のある眼内レンズという意味で、欧米でプレミアムレンズと呼ばれています。

多焦点眼内レンズにすれば手術後に確実にメガネが不要になりますか?

医学的論文では多焦点眼内レンズを使用した白内障手術後は、90%以上がメガネを必要なくなると言われております。

 

過去にレーシックを受けています。ほかの病院で白内障と言われました。白内障手術で多焦点眼内レンズは使えますか?

レーシック後の白内障手術は、術後の度数が予想とずれてしまうことがあります。
最近ではレーシック後のための眼内レンズの計算式を使用することで、度数の誤差を最小にできます。多焦点眼内レンズの使用も可能です。大宮七里眼科では、レーシック後の白内障手術を多数行っておりますので、ご相談ください。

監修医師 山﨑 健一朗

院長紹介

院長資格

  • 日本眼科学会認定 眼科専門医
  • 日本で初めてフェムトセカンドレーザー白内障手術を開始
  • 2017年 著書「人生が変わる白内障手術」出版
  • 多焦点眼内レンズ使用症例を4,958件以上
  • フェムトセカンドレーザー白内障手術4,752件以上
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