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日本で初めて新たな白内障手術機器UNITY CS(ユニティCS)を使用しました

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2025年11月に、私(大宮七里眼科院長・山﨑健一朗)は日本で初めて新たな白内障手術機器UNITY CS(ユニティCS)を使用しました。

私(大宮七里眼科院長・山﨑健一朗)は2012年に日本で初めてフェムトセカンドレーザー白内障手術に成功しましたが、この度最先端の白内障手術機器であるUNITY CS(ユニティCS)を日本で初めて導入・使用できたことを嬉しく思っています。

UNITY CS(ユニティCS)は日本アルコン社が発売した新たな白内障手術機器です。

白内障手術機器は、白内障手術で濁ってしまった水晶体を取り除き、代わりに透明な人工のレンズを入れますが、この一連の作業を安全で正確に行うための手術機器です。

UNITY CS(ユニティCS)には、4Dフェイコおよびデュアルポンプシステムが新たに搭載されています、これらは手術中の安定性と効率を高めるための重要な技術です。

4Dフェイコは、超音波の前後運動・左右運動・ねじれ運動を組み合わせ、さらに時間軸(制御タイミング)を加えた立体的なエネルギー制御を行う概念です。これにより、水晶体核を効率よく分割・乳化でき、超音波エネルギーの使用量を抑えることが可能になります。結果として、角膜内皮細胞への熱的・機械的ダメージを低減し、術後の角膜浮腫を抑える効果が期待されます。

デュアルポンプシステムは、灌流(眼内に液体を送る)と吸引(乳化した水晶体を除去する)を独立した2つのポンプで制御する仕組みです。これにより、吸引量が変化しても術中の眼内の圧力を一定に保つことができます。特に硬い白内障や後嚢が不安定な症例において、安全性向上に大きく寄与します。

これらの技術は、白内障手術の低侵襲化・再現性向上・合併症リスク低減を支える基盤となっており、患者にとって大きなメリットをもたらします。

目はとても小さく繊細な器官で、わずかな圧力の変化が手術中の眼内の安定性に影響します。

そのため、白内障手術機器は、目の中に流す液体の量や吸い出す力を細かく調整し、手術中の目の状態を安定させる役割を果たします。その結果、手術中の目への負担を最小限に抑えることができます。

また、UNITY CS(ユニティCS)に搭載された新たなポンプ技術によって、濁った水晶体を効率よく砕いて取り除くことができるため、手術時間が短くなります。手術が短時間で終わることは、患者さんの体への負担が少ないだけでなく、術後の回復が早くなるという利点にもつながります。現在では、多くの場合、日帰りで手術を受けられるのも、こうした機器の進歩があってこそです。

このように、一般的な白内障手術機器は、安心・安全な治療と、手術後の快適な見え方を実現するうえで、欠かせない重要な役割を担っています。UNITY CS(ユニティCS)は、現在あるすべての白内障手術機器の中で最も革新的な白内障手術機器です。

監修医師 山﨑 健一朗

院長紹介

院長資格

  • 日本眼科学会認定 眼科専門医
  • 日本で初めてフェムトセカンドレーザー白内障手術を開始
  • 2017年 著書「人生が変わる白内障手術」出版
  • 多焦点眼内レンズ使用症例を4,958件以上
  • フェムトセカンドレーザー白内障手術4,752件以上
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