2012年6月5日に私(大宮七里眼科・院長 山﨑健一朗)は日本で初めてフェムトセカンドレーザー白内障手術を開始しました。
今日はそれからちょうど12年の日です。
私は、この12年間(2012年6月から2024年5月)で4,954件のフェムトセカンドレーザー白内障手術を行いました。
多焦点眼内レンズは2008年9月に大宮七里眼科を開業してからすぐに使用し、2024年5月までに5,157件に使用しました。
私は日本でフェムトセカンドレーザー白内障手術を広めるため、定期的にフェムトセカンドレーザー白内障手術や多焦点眼内レンズについて講演や原稿の執筆をしています。
先日の4月に東京国際フォーラムで行われた第128回日本眼科学会のイブニングセミナーでもフェムトセカンドレーザー白内障手術について講演をしましたが、まだまだレーザー白内障手術は日本で広まっていません。
昨年は日本の全白内障手術のうち、多焦点眼内レンズは3%にしか使用されていません。フェムトセカンドレーザー白内障手術は1%にも満たない率となっています。
その理由は、白内障手術を受ける方々の大半がこれらの技術を知らずに、保険診療による白内障手術を受けてしまっているからです。
もし患者さんたちが白内障手術を受ける前にこれらの技術を知っていれば、大宮七里眼科のようにフェムトセカンドレーザー白内障手術や多焦点眼内レンズをおこなっている眼科を受診するはずです。
日本でもフェムトセカンドレーザー白内障手術や多焦点眼内レンズが広く知られるよう、もっと活動していきます。
フェムトセカンドレーザー白内障手術や多焦点眼内レンズについてもっと知りたい方はぜひ私の著書「人生が変わる白内障手術・第3版」をお読みになってください。ここにフェムトセカンドレーザー白内障手術や多焦点眼内レンズなど、最先端白内障手術の全てが書いてあります。
2024年6月5日 大宮七里眼科 山﨑健一朗